すばるくんに思う事

すばるくんの関ジャニ∞脱退とジャニーズ事務所退所の会見から1週間。あの日からいろんな感情がグルグル回って... わたしの中ではあの会見の日から時が止まったままのような気がする。今の気持ちをずっと忘れたくなくてblogに残す事にした。

 

会見のときのすばるくんの目はまっすぐで、未来しか見てなくて、関ジャニ∞という鎧を脱ぎ捨てて、音楽という道に迷いなく進もうとしてる彼が誇らしいと思った。これが私が好きになった「渋谷すばる」だって思って、背中を押すしかないって気付いて、それでもどうしても悲しくて悲しくて涙が止まらなかった。

 

その後にやってきた感情は「音楽」というものへの憤り。私たちが大好きな関ジャニ∞渋谷すばるを連れ去って行く「音楽」が許せないって思ってしまって、そんなふうに思ってしまう自分が許せなくて苦しくて、昼間は仕事してるから気が紛れてたけど夜になったら涙が出てくる毎日だった。

 

そしてその憤りはやっぱりすばるくんにも向いてしまって... なんでそんな勝手な決断するの?Eighter置いてけぼりなの?なんでメンバーの説得に耳を傾けないの?7人の夢はどうするの?っていっぱい考えて、自分の夢のために勝手な決断をしたすばるくんの事は許せないなって思った。

 

嬉しかった事はすばるくんも6人のメンバーも誰1人として「脱退」という言葉を言わなかった事。丸ちゃんは「メンバーである事には変わりないです」って言ってくれた。

それから、6人のメンバーが仕事のためだけに、大切なメンバーの1人を籠の中に閉じ込めたりせず送り出す決意をした事は本当に素敵な事で、だからこのグループを好きになったんだなって思った。

 

ここから先新しく6人体制の関ジャニ∞としてやっていく中で、心無い言葉を浴びせられる日が待ってるかもしれない。「すばるがいないとやっぱり物足りないね」とか「センターはやっぱりすばるじゃないと」とか... そんなリスクを背負ってでもメインボーカルとしてセンターに立つ事を決意してくれた亮ちゃん (´д`.)すばるくんが残してくれたこの大きくてあったかいグループを守ろうとしてくれるその気持ちがすごくすごく嬉しかった。

 

大好きな人や応援してきたアイドルが今日も変わらずそこにいて、明日も同じようにそこにいるかどうかなんて保証がなくて、今当たり前だと思ってる事は当たり前なんかじゃないんだなって思い知った。

 

会見のすばるくんの目を見たら「この場所には二度と戻らない」という事がハッキリ分かって、だからこそめちゃくちゃ悲しかった。20祭も30祭も迎えたい、何をするかじゃなくて7人でする事に意味がある、俺は一生アイドルですよ、ってすばるくんがこれまで言ってくれた言葉たちは、その時その時に彼が感じたままのほんとの気持ちであって、決して嘘をついたわけじゃないって思う。「あの時そう言ってたのに」って思う事はたくさんあったけど、それはいつだって彼の本心だったんだって思う。

 

すばるくんがいなくなる関ジャニ∞を、残された6人は守り抜いてほしい。バラバラになる日がこないでほしい。すばるくんはそこへは絶対に帰らないけど「帰ってきてもいいんだよ」っていう居場所が常にあるからこそ「帰っちゃダメだ」って思って前を向ける人だと思うから。

 

関ジャニ∞は、渋谷すばるは、私にとって生きる活力の源であり、人生の軸であり、基盤だった。この会見の後、批判や罵倒の声がないのは彼が愛されてきた証拠で、14年間積み上げてきたものに何も間違いはなかったんだって思った。ソロデビューとか関ジャムとかメトロックとかがなければ彼は今でも関ジャニ∞として生きていこうと思ってくれてたかもしれないけど、この14年間の1つ1つの経験があったからこその彼の決断。

 

こんなにもこんなにも私たちに幸せを届けてくれたすばるくんだからこそ、これからの人生は自分のために、目一杯大好きな音楽に触れて生きていってほしい。

 

大倉くんの言うように、Eighter置いてけぼりで勝手な決断をしたすばるくんの事はたぶん一生私は許せない。けど嫌われ者になってでも夢を追おうとする渋谷すばるはカッコイイ。一生許せないけどその生き様は誰よりもカッコイイ。

 

すばるくんの事を好きになった頃は、一本の線が切れてしまったら消えて無くなりそうで、小さくて弱くて守りたい人だなって思ってた。でも気付いたらすばるくんの歌に励まされて元気をもらって、Eighterがすばるくんへ送ったパワーの、何万倍ものパワーを返してくれた。

 

去年仕事のストレスでパニック障害になってしまった時、何もできなくて、毎日家で泣いて、ほんとに苦しい期間だったけど、その時に出会った曲が「生きろ」だった。夢も希望もなくてもただ生きればいいんだなって思った。すばるくんの歌があったから、私はまた社会復帰して新しい仕事を頑張れてるんだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

すばるくんへ

 

これからすばるくんが進む未来には絶対これまでにはなかったような苦しい事がたくさんあって、挫折もきっとある。絶対にある。7人でいたから乗り越えられてきた事もこれからは1人だから、その壁を越えるのはすっごく難しいと思う。

もしかしたら、こんなはずじゃなかったって思う日がきて、音楽と生きる事を諦めて、頃合いを見て結婚して平凡に歳を取っていくのかもしれない。

 

でもいつでも彼らは世界で一番すばるくんを想ってて、世界で一番のすばるくんの味方でいると思うから、こんなはずじゃなかったって思う未来が来る事を恐れずに、壁にぶち当たっていってほしい。ボロボロになって壊れるまで挫折を繰り返していってほしい。私はすばるくんが日本へ帰ってきて、学んできた音楽を発信してくれようが、結婚して平凡に暮らす事になろうが、正直どっちでもいい。赤色Eighterとして過ごしてきた時間は全部幸せだったからすばるくんがどんな未来を作ったとしても、すばるくんの生き方が好きで、すばるくんの言葉選びが好きで、その生き様はいつだってカッコ良かったから、すばるくんのどんな未来も、どんな生き様も、変わらず好きでいようって思ってる。

 

友達でも恋人でも家族でもなく、関ジャニ∞というジャンルで、渋谷すばるというジャンルで、愛してきたものだから、これからの関ジャニ∞とこれからの渋谷すばるの道標になりたい。何年後かに、とんでもないサクセスストーリーを掲げて、関ジャニ∞とEighterの元へ帰ってきたらいいな。

 

「夢はパラレル」

すばるくんの中にあったであろう、パラレルワールドに飛び出していくあなたはEighterの誇りです。勝手な決断をしてEighterを置いてけぼりにしていくすばるくんの事はやっぱり一生許せないけど、それでもその生き様は間違いなくカッコイイ。

あなたの事を好きになったせいで今は悲しくて苦しくて寂しくて死にそうだけど、好きになった事に後悔はないし、好きになってなかったら私の人生はこんなに充実してなかったし、すばるくんの存在があって出会えた友達もたくさんいる。すばるくんの事を好きだった日々は私の宝物です。そしてこれからすばるくんの背中を押し続けていこうと思う今の気持ちもずっと大切にしたい。

 

時間っていうものは良くも悪くも残酷で、この悲しさは時間が解決するかもしれないけど、解決される日が来るならばすばるくんのこの決断を受け止めてしまったという事であって... できればそうなって欲しくなかったりもする。悲しいままでいいって思ってしまう。時間は今の悲しみを忘れさせて、すばるくんの存在も、すばるくんを好きだった気持ちも、忘れさせてしまうかもしれない。

 

もしその日がきたら、ここに書き残した今のすばるくんへの気持ちを読み返して思い出す。一生許せないって思う事も、背中を押し続けていたいと思う事も。

 

すばるくんの選んだ道が、間違ってなくて、ずっとずっとキラキラしていますように。とんでもないサクセスストーリーを掲げる未来だろうが、挫折して私の見える場所からいなくなってしまう未来だろうが、1人の人間である「渋谷すばる」に恋をしてよかった。すっごく幸せな時間だった。これからもずっとこの恋は冷めないから、これからもずっと幸せな時間が続くんだなと思ったら、すばるくんに恋をした私は世界で一番幸せ者。

 

そんな風に思わせてくれてありがとう。

 

素敵な歌をたくさん届けてくれてありがとう。

 

生きるパワーをくれてありがとう。

 

いっぱいいっぱいありがとう。

すばるくんがくれた全部にありがとう。

 

 

 

2018.4.22